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ボートとカヤックとカヌーの違いとは?「船」?「舟」?

  • 執筆者の写真: Gateway Tours 專齊 健太
    Gateway Tours 專齊 健太
  • 2024年8月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月19日


ボートとカヤックとカヌーの違い
ボートとカヤックとカヌーの違い

カヤックとカヌーの違い

カヤックとカヌーの違いは何でしょうか?「進む方向」や「漕ぐ道具の数」ではありません。正解は「クラッチ」と呼ばれる支点が艇側にあり、オール(櫓)を使うのがボート。支点のないパドル(櫂)を使うのがカヤック、カヌーです。


カヤックとカヌーを漕ぐ道具は「パドル」です。「パドル」の水中に入れて水を捕まえる平らな部分を「ブレード」といいます。「シングル・ブレード・パドル」(ブレードが片側1つ)を使うのがカヌー、「ダブル・ブレード・パドル」(ブレードが左右2つ)を使うのがカヤックです。


「船」? 「舟」?

「ふね」は水上を移動する乗り物を指す言葉です。「船」は大型で動力があるもの、狭義での「舟」は小型で手漕ぎなどの無動力のものを指します。カヤックやカヌーは「舟」に分類されます。また、ボートも舟に分類されますが、一般的に「舟=ボート」と認識されていますが、「手漕ぎボート」「モーターボート」「セールで走行する小型帆船はセールボート」などのように、広義的に比較的小さな船(舟)の総称として使用されており、明確な定義は無い(当社調べ)ようです。


勝手ながら当社としては、狭義的ボートにカヤックとカヌーが含まれると結論づけます。


「ふね」の数え方

「ふね」を数える方法には、「艘(そう)」、「隻(せき)」、「艇(てい)」があります。「艘」は小型の船を、「隻」は大型の船(タンカーや客船など)を数えるときに使います。ヨットやボート、カヌーなどの小型無動力のものは「艇」と数えます。


歴史的な背景

カヤックは北極圏でイヌイット族が狩猟用に作ったもので、木や動物の骨を骨組みにアザラシの皮を張り、水が浸水しないように出入り口を狭く作られています。一方、カヌーは「カナディアンカヌー」とも呼ばれ、北米の原住民が一本の木をくり抜いた丸木舟から始まり、主に運搬用に使われるため、艇の上部が開放されたオープンデッキとなっています。




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